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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科45巻2号

1991年02月発行

文献概要

原著

ガンマカメラによる腎機能糸球体濾過率の算出

著者: 岡田昇1 福井準之助1 小川秋實1 丸山篤敬2 春日敏夫2 中西文子2

所属機関: 1信州大学医学部泌尿器科学教室 2信州大学医学部放射線科学教室

ページ範囲:P.125 - P.128

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 一側または両側の腎機能障害がある29例で,99mTc-DTPAの腎摂取率から算出した糸球体濾過率と24時間クレアチニンクリアランスの相関を検討した.関心領域を腎を含む長方形に,バックグランドを骨盤腔内に設定した.算出した糸球体濾過率と24時間クレアチニンクリアランスの相関係数は0.80で,従来の関心領域とバックグランドの設定法より相関係数が優れていた.この方法は腎シンチグラムが不鮮明な症例の腎機能を評価する場合に役立つと思われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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