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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科45巻5号

1991年05月発行

文献概要

原著

表在性膀胱腫瘍の経尿道的一塊切除術

著者: 鵜飼麟三1 岩本俊之2

所属機関: 1広島鉄道病院泌尿器科 2広島鉄道病院病理

ページ範囲:P.397 - P.400

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 表在性膀胱腫瘍10例に対し,経尿道的一塊切除術を施行した.長径約2cm以下の小腫瘍では,ほとんどの例で腫瘍近傍粘膜と固有筋層を含めて一塊にして切除することが出来た.尿管口に接して発育する腫瘍は尿管口を含めて切除し,尿管内への進展の有無を観察した.本法によれば,腫瘍の形態と切除標本のオリエンテーションが正確に病理医に伝わるので,腫瘍の広がりと深達度についての正確な組織診が可能となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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