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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科45巻6号

1991年05月発行

増刊号特集 外来泌尿器科マニュアル—私はこうしている

尿失禁の治療とケア—セルフカテ・介護の指導

著者: 後藤百万1 古川羊子1 近藤厚生2

所属機関: 1碧南市民病院泌尿器科 2名古屋大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.157 - P.159

文献概要

 尿失禁の治療は,失禁の原因により薬物治療,手術治療,神経ブロック,理学的治療,行動訓練など多岐にわたり,症例によって各々単独,あるいは併用して行われる.清潔間欠導尿(CIC)は,特殊な原因による尿失禁には極めて有効な治療法となるので,適応例にはセルフカテを含め積極的に導入すべきである.他方,尿失禁患者で,ADLの低い症例や高齢者では,医学的治療のみならず,家族など介護者の指導が治療面でも重要な要因となる.以下,尿失禁治療における,セルフカテ(自己導尿)および介護の指導について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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