icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科45巻7号

1991年06月発行

綜説

骨盤骨折に伴う後部尿道損傷の治療方針

著者: 小松洋輔1

所属機関: 1関西医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.459 - P.464

文献概要

 骨盤腎折に伴う後部尿道損傷の治療方針には早期修復法と晩期修復法の二つの方法がある.欧米では晩期修復法が現在なお標準的な治療であるが,本邦ではこの点,まだ合意が得られていない.早期修復法による多くの失敗例を治療してきた経験にもとづいて,骨盤骨折に伴う後部尿道損傷に対しては晩期修復の方針でのぞむのが基本的であることを述べた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら