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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科45巻7号

1991年06月発行

文献概要

症例

長期生存した睾丸悪性リンパ腫

著者: 薮崎昇1 滝花義男1 多胡紀一郎1 山田豊1 小松秀樹1 上野精1

所属機関: 1山梨医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.523 - P.526

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 76歳,男性.左睾丸腫大にて来院し,CTにて後腹膜腔,骨盤腔リンパ節の著明な腫大を認めた.左睾丸摘除の結果,病理組織学的にmalignant lymphoma, diffuse large celltype(LSG分類),working formulation分類ではhigh grade,immunoblastic typeであった.進行度はAnn Arbor分類のstage IIEであったが,化学療法(CHOP)にて早期に完全寛解が得られ,計5コースのCHOP療法施行後退院し,初診後50ヵ月現在まで再発の兆候はない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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