文献詳細
画像診断
クラインフェルター症候群に合併した巨大後腹膜悪性奇形腫
著者: 鈴木誠1 簑和田滋1 阿曽佳郎1 石井泰憲2
所属機関: 1東京大学医学部泌尿器科学教室 2社会保険埼玉中央病院泌尿器科
ページ範囲:P.617 - P.620
文献概要
主訴 無症候性肉眼的血尿.
家族歴 特記すべきことなし.
既往歴 12歳,胃潰瘍.
現病歴 1989年3月,無症候性肉眼的血尿が出現したが,放置していた.6月検診にて顕微鏡的血尿を指摘されて,近医を受診した.CT,超音波検査にて後腹膜腫瘍を発見され,当科入院となった.
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