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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科45巻9号

1991年08月発行

症例

術後35年経過した回腸膀胱形成術症例

著者: 高木隆治1 高橋等1 薄宏1 玉木信1 佐藤昭太郎1

所属機関: 1新潟大学部医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.704 - P.706

文献概要

 55歳,女性.1986年7月4日尿閉を主訴として新潟大学泌尿器科に入院した.患者は1955年4月結核性萎縮膀胱に対しTasker法による回腸膀胱形成術を受けていた.その後比較的良好であったが,時々腹痛と発熱を繰り返していた.1986年7月5日より金属カテーテルによる間欠自己導尿を開始したが,4年6ヵ月後の現在,経過良好である.本例はTasker法による膀胱拡大術の本邦第1例目の症例である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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