文献詳細
病院めぐり
文献概要
室蘭は"鉄の町"として全国に知られていますが,町の開基は古く明治時代にまでさかのぼることができます.北海道開拓をすすめるうえで道路建設が求められ,この地が函館と札幌の中間にあり地形的に港湾に適していたことから,1872(明治5)年に道路建設の港湾基地として室蘭村が拓かれました.開港と同時に住民や労務者のために診療所が開設され,これが現在の市立室蘭総合病院の基となっています.
診療所はその後村の中を転々としましたが,1898(明治31)年から現在地で増改築を繰り返しながら発展し,来年で病院開設120年をむかえます.
診療所はその後村の中を転々としましたが,1898(明治31)年から現在地で増改築を繰り返しながら発展し,来年で病院開設120年をむかえます.
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