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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科46巻1号

1992年01月発行

綜説

造血因子とその臨床応用

著者: 浅野茂隆1

所属機関: 1東京大学医科学研究所病態薬理学研究部

ページ範囲:P.7 - P.14

文献概要

 造血を調節している20種近くのヒト造血因子が精製,クローニングされ,性状や機能が明らかにされている.これらの知見の集積により,造血機構とその病態解析が可能となると共に,遺伝子組換え型ヒト造血因子が大量生産され,その臨床応用が検討されつつある.現在まで,わが国ではエリスロポイエチンと顆粒球コロニー刺激因子が一部の疾患に対して認可されているが,その高い有用性から適応疾患は更に拡がるものと思われる.また,他の造血因子についても今後新しい展開があるものと期待される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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