文献詳細
手術手技 腹腔鏡手術・1
文献概要
腹腔鏡下手術は婦人科領域でまず発達したが,近年一般外科領域でも急速に普及し,本邦においても1990年5月の山川らによる腹腔鏡下胆嚢摘出術の報告1)以後,急速に本術式が広まりつつある.
腹腔鏡下手術には胆嚢摘出術などの胆道外科手術以外に,迷走神経切離術,虫垂切除術,骨盤リンパ節郭清,鼠径ヘルニア,腸切除などがある2)が,本稿では上腹部の腹腔鏡下手術のうち,現在本邦でポピュラーになってきた腹腔鏡下胆嚢摘出術の術式を中心に図解すると同時に,他術式についても簡単にふれる.
腹腔鏡下手術には胆嚢摘出術などの胆道外科手術以外に,迷走神経切離術,虫垂切除術,骨盤リンパ節郭清,鼠径ヘルニア,腸切除などがある2)が,本稿では上腹部の腹腔鏡下手術のうち,現在本邦でポピュラーになってきた腹腔鏡下胆嚢摘出術の術式を中心に図解すると同時に,他術式についても簡単にふれる.
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