icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科46巻1号

1992年01月発行

症例

尿道狭窄をきたした先天性表皮水疱症

著者: 山本新吾1 森啓高1 中川裕美2

所属機関: 1済生会野江病院泌尿器科 2済生会野江病院皮膚科

ページ範囲:P.57 - P.59

文献概要

 先天性表皮水疱症は比較的軽微な外力により皮膚あるいは粘膜に水疱を生じる遺伝性疾患である.先天性表皮水疱症に合併した尿道狭窄の治療経験の1例を報告する.先天性表皮水萢症患者の尿路病変に対しては,経尿道的手術や金属ブジーのような尿路上皮を損傷せしめるような治療は無効であるばかりでなく,さらに病変を悪化させる可能性が高いことを常に念頭に置かなければならない.現在われわれが施行している間歇的尿道カテーテル留置は効果のある1つの方法である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら