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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科46巻10号

1992年10月発行

症例

脳血管障害後に発見された原発性アルドステロン症

著者: 宮城徹三郎1 石浦嘉之1 小林忠博1 島村正喜1 内山伸治2

所属機関: 1石川県立中央病院泌尿器科 2石川県立中央病院内科

ページ範囲:P.847 - P.850

文献概要

 58歳,女性.約11年前一時的な意識消失後右半身麻痺となる.約1ヵ月前から歩行困難増強し入院.左側被殼出血,両側被殼梗塞,右視床陳旧性出血などがみられるほかに低カリウム血症の持続あり,精査の結果左副腎腫瘍による原発性アルドステロン症の診断で手術.左副腎に13×10×9mmの腺腫が存在した.術後間もなく血圧正常化し,杖歩行が可能となり,2年余を経過した現在高血圧の再発はみられない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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