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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科46巻11号

1992年10月発行

増刊号特集 泌尿器科医のための臨床超音波マニュアル

4 前立腺・精嚢 A 診断の基本

著者: 杉山義樹1

所属機関: 1加曽利病院泌尿器科

ページ範囲:P.69 - P.77

文献概要

1 検査法のポイント(表1,図1)
 前立腺・精嚢を描出する方法(到達方法)には,経腹的,経直腸的,経会陰的,経尿道的到達法の四種類がある。四者に共通して重要なことは「膀胱内に尿を充満しておくこと」である。また超音波検査全般に共通する重要なポイントは「探触子を動かしながら連続した断層像を観察する」ことである。静止画像は単なる記録であり,一枚の静止画像のみから診断することは時として危険である。(実は,客観性,再現性のある良質な静止画像を得られるか否かが,超音波検査の最大のポイントである。)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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