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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科46巻11号

1992年10月発行

文献概要

増刊号特集 泌尿器科医のための臨床超音波マニュアル

5 陰嚢内容 A 診断の基本

著者: 澤村良勝12

所属機関: 1東邦大学医学部第2泌尿器科 2大橋病院

ページ範囲:P.89 - P.94

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 陰嚢内臓器の超音波診断は,超音波断層法と超音波ドプラ法が行われている。断層法により描出された陰嚢内の異常に対し,ドプラ法を併用し精索部や精巣部の動脈血流を測定しその病変が虚血性変化か炎症性変化かの鑑別を行うことができる。さらに,ドプラ法は精索部の静脈血流動態の検索にも応用され静脈瘤の診断には必須の検査となっている。最近では,従来の断層像の上に血管が赤または青色で標示され同時に血流速の測定も可能なカラードプラ法が普及しつつあり,上記2つの診断法が一段と簡便化されてきた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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