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講座 臨床医のための免疫学・5
文献概要
自己免疫疾患は,自己寛容の破綻が発症原因と考えられている.ここでは免疫学の基礎となる免疫応答の調節機構を解説し,さらに自己免疫疾患の発症メカニズムについて,現在までに提唱されたサプレッサーT細胞機能低下説,多クローン性B細胞活性化説,共通抗原説,イディオタイプ説,サイトカインの異常説,隔絶抗原説について述べた.また泌尿器科領域における自己免疫疾患と考えられる,男性不妊症と間質性膀胱炎について解説した.
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