文献詳細
症例
文献概要
49歳,男性.左腎の腫瘤の検査目的で当科受診.超音波検査の結果,左腎下極に直径10cm大の多房性,嚢胞性腫瘤を認めた.造影CTでは一部嚢胞壁が増強されたが,血管造影では嚢胞壁に腫瘍血管を認めなかった.悪性の可能性のある多房性腎嚢胞の診断のもとに部分切除術を施行した.永久標本にて嚢胞壁に腎細胞癌の合併が認められた.我々は多房性腎細胞癌の診断は手術以外には困難であると思われた.
掲載誌情報
症例
文献概要
掲載誌情報
本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。
※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら