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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科46巻12号

1992年11月発行

症例

バイブレーター法による人工射精で妊娠した特発性射精不能症

著者: 金子立1 宮崎一興1 石堂哲郎1

所属機関: 1神奈川リハビリテーション病院泌尿器科

ページ範囲:P.972 - P.974

文献概要

 特発性射精不能症に対して,電気バイブレーションによる射精法を試み,妻が妊娠した症例を経験した.患者は35歳,神経障害はなく,勃起も正常で性交も可能で,夢精がみられるが性交による射精が不可能であった.心理の専門家によるカウンセリングも成功せず,われわれの病院でバイブレーションによる人工射精を行った.家庭でバイブレーター法で精液の採取し,それを妻の腟内に注入させ妊娠,出産に至った.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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