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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科46巻12号

1992年11月発行

文献概要

画像診断

典型的な超音波像を呈した腎杯憩室結石

著者: 高橋宏明1 笠岡良信1 三田憲明1 松木暁1

所属機関: 1国立福山病院泌尿器科

ページ範囲:P.977 - P.979

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 患者 56歳,女性.
 主訴 胆石精査.
 既往歴 特記すべきことなし.
 現病歴 1987年5月胆石精査目的にて当院外科受診.DIP,CT等で右腎結石と診断し,6月23日当科紹介受診.
 血液生化学所見 特記所見なし.C反応性蛋白(−).
 尿所見 尿沈渣:白血球10〜15/毎視野以外は異常なし.尿培養はE.coli105/mlであった.
 入院後経過 画像所見より右腎杯憩室結石と診断した.腎機能低下,感染尿による症状等は認められなかったが,本人の希望により嚢胞壁切除術を施行した.嚢胞内容液はコロイド状で組成は比重1.005,蛋白質43mg/dl,糖102mg/dlであった.結石は98%リン酸カルシウムであった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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