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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科46巻2号

1992年02月発行

症例

原発性男性尿道腺癌の1例

著者: 平田亨1 工藤玄恵2 並木一典3

所属機関: 1社会保険蒲田総合病院泌尿器科 2社会保険蒲田総合病院病理 3東京医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.145 - P.147

文献概要

 62歳,男性.主訴は排尿時痛と肉眼的血尿で性病,外傷などの既往はない.尿細胞診および内視鏡検査にて尿道腫瘍が疑われ,組織診断をかねてTURを施行した,病理組織所見は乳頭状腺癌であった.術後15ヵ月再発を認めていない.尿細胞診は尿道腫瘍の早期診断,経過観察にも有用な手段である.なお,本症例は原発性男性尿道腺癌としては本邦18例目にあたる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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