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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科46巻2号

1992年02月発行

症例

神経芽細胞腫の両側精巣転移

著者: 多田実1 新井律夫1 花田良二2 山本圭子2 今泉了彦3 滝本至得4

所属機関: 1埼玉県立小児医療センター泌尿器科 2埼玉県立小児医療センター血液腫瘍科 3埼玉県立小児医療センター外科 4日本大学医学部駿河台病院泌尿器科

ページ範囲:P.148 - P.150

文献概要

 2歳1ヵ月男児.右副腎原発の神経芽細胞腫にて原発巣摘除し化学療法中であったが,両側陰嚢内腫瘤を主訴に当科を受診.触診および超音波検査にて両側性の精巣腫瘍があり神経芽細胞腫からの転移と考え,両側とも高位精巣摘除を施行した.神経芽細胞腫の精巣転移は非常に稀である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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