文献詳細
小さな工夫
文献概要
最近,欧米では外来診療において膀胱ファイバースコピーが普及し,本邦においてもその有用性が報告されるようになった.しかし,液体を媒体とした従来の検査法では灌流量が少ないため,しばしば血尿や膿尿などにより観察に十分な視野が得られないことがある.
我々はオリンパス社製膀胱ファイバースコープCYF−2,送気機能を有するオリンパス社製光源装置CLE-F10と携帯用吸引装置を使用して,血尿や膿尿の強い患者43名に対し,残尿を吸引し空気を注入する膀胱ファイバースコピー(空気膀胱ファイバースコピー)を体位変換させながら試みた(図).
我々はオリンパス社製膀胱ファイバースコープCYF−2,送気機能を有するオリンパス社製光源装置CLE-F10と携帯用吸引装置を使用して,血尿や膿尿の強い患者43名に対し,残尿を吸引し空気を注入する膀胱ファイバースコピー(空気膀胱ファイバースコピー)を体位変換させながら試みた(図).
掲載誌情報