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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科46巻2号

1992年02月発行

文献概要

画像診断

腎細胞癌と鑑別の難しかった腎周囲膿瘍の1例

著者: 中田誠司1 栗原寛1

所属機関: 1伊勢崎市民病院泌尿器科

ページ範囲:P.163 - P.165

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 患者 49歳,女性.
 主訴 右背部痛,右背部腫瘤,倦怠感,高血糖.
 既往歴・家族歴 特記すべきことなし.
 現病歴 糖尿病にて某病院に入院していた.右背部,下腹部に腫瘤を触れるためCTを施行したところ,右腎より背筋にいたる腫瘤がみられ(図1),右腎腫瘍の疑いにて当科入院となった.
 現症 体温37.3℃.右背部に発赤,圧痛をともなった隆起性の腫瘤がみられた.一部にやわらかい部分もあった.検査所見 白血球6100/mm3.CRP9.14mg/dl.赤沈82mm/h.血糖332mg/d1.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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