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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科46巻3号

1992年03月発行

文献概要

綜説

MRSA

著者: 島田馨1

所属機関: 1東京大学医科学研究所感染症研究部

ページ範囲:P.187 - P.190

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 MRSAはコンプロマイズドホストに好んで感染をおこし,院内感染の主な原因菌となっている.MRSAは検体から分離されたからといって,それが直ちに感染症の原因菌となっているわけではない.病原生が特に高いという証拠もない.MRSAの院内感染対策は病院の規模や入院患者の疾病の構成によって異なっているが,MRSAの分離頻度のチェック,手洗いの励行,MRSA感染者やMRSAのハイリスク患者の隔離,ガウンテクニック等が基本的な対策である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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