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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科46巻4号

1992年04月発行

小さな工夫

尿道内ステント留置時の超音波画像モニター

著者: 大橋英行1 水尾敏之1

所属機関: 1東京労災病院泌尿器科

ページ範囲:P.346 - P.346

文献概要

 切除手術不可能な前立腺肥大症患者に尿道内ステントを使用した報告を散見する1).われわれの経験でも術後の排尿は良好で満足度も高い.一方,超音波画像は腎瘻作成をはじめさまざまな手術のモニターとして有用であるが,われわれは尿道内ステント留置に際して超音波を組み合わせて良い結果を得た.
 メディコン社のポリウレタン製16Frのダブルマレコット型ステントを使用した.近位端が傘状に開いていて,理想的には傘部分が膀胱頸部に嵌るように設置する.しかし,挿入操作により膀胱頸部がかなり動くためX線透視下のみでは適切な位置の決定が困難である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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