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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科46巻5号

1992年05月発行

文献概要

症例

レックリングハウゼン病に合併した副腎髄質過形成

著者: 足立祐二1 六条正俊1 寺江聡2 高橋達郎3 阿部和厚4

所属機関: 1釧路労災病院泌尿器科 2釧路労災病院放射線科 3釧路労災病院病理 4北海道大学医学部解剖学第3講座

ページ範囲:P.405 - P.408

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 57歳,男性.既往歴にレックリングハウゼン病.主訴は頭重感と右上下肢の脱力感.脳梗塞で内科入院し,発作性高血圧と尿中カテコールアミン高値を指摘される.CTで左副腎が軽度腫大し,静脈血サンプリングで左副腎静脈エピネフリン,ノルエピネフリン異常高値で左副腎全摘術を行った.摘出重量3.5g,皮質・髄質比1.86:1,病理形態学的に副腎髄質過形成と診断した.副腎髄質過形成は両側発生があり,注意深い観察を行う予定である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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