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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科46巻5号

1992年05月発行

症例

子宮内膜症による両側水腎症

著者: 佐々木春明1 上野学1 池内隆夫1 甲斐祥生1 清水篤2

所属機関: 1昭和大学藤が丘病院泌尿器科 2昭和大学藤が丘病院産婦人科

ページ範囲:P.409 - P.411

文献概要

 34歳,主婦.右側腹部痛・肉眼的血尿を主訴に近医受診.IVPにて両側水腎症を認め当院転院となる.入院時,軽度の貧血と腎機能障害,CA−125の中等度上昇を認めた.画像診断では,異常陰影による骨盤内尿管の狭窄と上部尿路の拡張を認めた.外性子宮内膜症に伴う両側水腎症と診断,腹式単純子宮全摘出術・両側付属器切除術・術中両側尿管カテーテル挿入を行った.術後水腎症と腎機能は改善した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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