icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科46巻5号

1992年05月発行

症例

原発性膀胱アミロイドーシスの再発例

著者: 原啓1 佐藤稔1 森岡元1 鈴木良二1 猪股出2 藍沢茂雄2

所属機関: 1水戸赤十字病院泌尿器科 2東京慈恵会医科大学病理学教室

ページ範囲:P.412 - P.414

文献概要

 55歳,男性.4年前に長谷川らが原発性限局性膀胱アミロイドーシスにて治療し,報告している.1990年1月無症候性肉眼的血尿を主訴に当院を受診しTURを施行したところ,再発であった.自験例は黄色がかった腫瘤を形成した病変(1型)と青みがかったブドウの房状の病変(2型)を認めた,本邦では30例の報告があり再発例は自験例をふくめて3例にすぎない.予後が比較的良好であり,出血に注意すれば膀胱保存が原則と思われた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら