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雑誌目次

雑誌文献

臨床泌尿器科46巻7号

1992年07月発行

雑誌目次

綜説

男性性機能不全の診断と治療

著者: 阿部輝夫

ページ範囲:P.549 - P.558

 心因性の男性性機能障害である性欲低下症,性嫌悪症,勃起障害,早漏,腟内射精困難について,DSM-Ⅲ-Rの基準に従って診断を進め,治療的にはセックス・セラピーを中心に文献的に考察し,綜論を行った."インポテンス"という用語の使われ方について若干考察を加え,セックス・セラピーの既略を述べ,筆者の治療法もいくつか具体的に紹介した.手術的療法と補助器具療法については触れなかった.

手術手技 新しい手術・1

インディアナパウチ

著者: 岡田裕作 ,   荒井陽一 ,   吉田修

ページ範囲:P.559 - P.566

 Indiana pouchは,失禁防止機構にヒダ形成法,逆流防止に粘膜下トンネル法を用いた非失禁型尿路変向法(continent urinary reservoir;CUR)である1,2).パウチ形成は,盲腸・上行結腸のみを使う方法(Heineke-Mikulicz法:H-M法)と,小腸やS状結腸を介在させる方法(ileal or sig-moid patch)がある。基本的には回腸未端部,盲腸,上行結腸を用いたGilchrist3)法の流れを汲むものである.本法は,低圧系でコンプライアンスの良いパウチの形成,確実な失禁および逆流防止機構を有するなど,CURとしての基本条件をほぼ満足している.しかも,本法は異物を用いず,原理的にも比較的簡便な方法であり,われわれの施設では現在はCURの第一選択と考えている4,5)
 一方,本法を原法通りのH-M法で行うとパウチの変形や尿失禁などを経験した.そのため.盲腸部の完全な脱管状化は必須である.三法のうち,小腸を介在させて球形に近いパウチを形成する方法がもっとも成績が良い.

講座 臨床医のための免疫学・1

最新臨床免疫学の基礎用語

著者: 澤田滋正

ページ範囲:P.567 - P.569

免疫学—進歩の歩み
 最近の免疫学の進歩は目覚しく,大学卒業後20数年の筆者には隔世の感がある.卒業当時は免疫グロブリンは発見されていたがT細胞,B細胞も区別できない時期で,幼若リンパ芽球が抗体を産生するか否かが問題であった.やがてT細胞,B細胞の表面マーカーが発見され,それぞれの機能が明らかにされ,抗体産生には双方の協同作用が必要であることが判った.その後,T細胞上の抗原認識分子の論争,細胞隔合法による単クローン抗体の開発,T細胞増殖因子(リンフォカイン)の発見,免疫グロブリン遺伝子の再構築の発見,遺伝子工学的手法によるT細胞抗原認識分子の発見,さらには細胞内シグナル伝達分子や,細胞間接着分子の発見と枚挙にいとまがない程の進歩である.この進歩の裏には研究方法,テクノロジーの発展に常に支えられてきている.すなわち,細胞隔合法にはじまり,最近では遺伝子増幅法(polymerase chain reaction, PCR法)などは特記すべきことであるし,臨床研究に欠くことのできない手技である.今回,本誌で企画された「臨床医のための免疫学」シリーズでは,臨床免疫学理解するために必要な手法や用語,さらには最新の情報を紹介する.
 本稿では,最近進歩した免疫学に用いられる用語について解説をし,以後のシリーズ理解の一助にした.

原著

無症候性腎細胞癌の臨床的特徴

著者: 高士宗久 ,   坂田孝雄 ,   中野洋二郎 ,   平田能史 ,   下地敏雄 ,   三宅弘治

ページ範囲:P.573 - P.576

 1980年から1991年までに入院治療を施した腎細胞癌137例のうち,検診・人間ドックにて発見された症例は24例(17%),他疾患検索中に発見された症例は19例(14%)であり,近年,これらの無症状で発見される症例は増加傾向にあった.無症状で発見される症例では症状を有する症例に比べて血中マーカーの異常や微小血尿を呈する頻度は低かった.また無症状で発見された症例には,stage I,浸潤増殖様式α型,淡明細胞亜型の小さい腫瘍が多く見られた.無症状で発見された症例の5年実測生存率は92%であり,症状を有する症例(55%)に比べて予後は有意に良好であった(p<0.05).以上から,無症状の腎細胞癌を発見する新しい方策が今後必要であることが示唆された.

症例

経カテーテル動脈塞栓で治癒した腎動静脈奇形

著者: 板倉宏尚 ,   井上滋彦 ,   柳沢良三 ,   岸洋一 ,   八代直文

ページ範囲:P.577 - P.579

 23歳,男性.凝血塊を伴った肉眼的血尿が出現し,当科受診,血管造影の結果,右腎上内側細枝に動静脈奇形が確認された.さらに99mTc-DMSA腎スキャンでは動静脈奇形部に一致すると考えられる上約1/3に欠損像が認められた.無水エタノールによる腎動脈塞栓術を施行し,術後血尿は消失した.1ヵ月目の腎動脈造影では動静脈奇形は認められず,腎スキャン上の欠損像も消失した.

選択的腎動脈線溶療法を行った腎梗塞

著者: 杉山誠一 ,   多田晃司 ,   小出卓也 ,   竹内敏視 ,   酒井俊助

ページ範囲:P.580 - P.582

 39歳,男性.左側腹部痛を主訴に来院,背部叩打痛の持続,LDHの異常高値と造影CTより腎梗塞と診断した.発症72時間後,血栓を認めた腎動脈背側枝内ヘウロキナーゼを選択的に注入する線溶療法を試みたところ,自覚症状,LDH値の改善を認めた.2ヵ月後の造影CTにおいて梗塞領域の造影効果がみられ,選択的腎動脈線溶療法は腎梗塞に対し有用な治療法と考えられた.

腎盂癌が合併した多房性腎嚢胞

著者: 平野章治 ,   川口正一 ,   美川郁夫 ,   北川清秀 ,   増田信二

ページ範囲:P.583 - P.585

 67歳,女性.主訴は左側腹部痛と肉眼的血尿であった.初診時の排泄性腎盂撮影で左無機能腎がみられ,超音波診断法では左腎に水腎症と下極の嚢胞性腫瘤がみられた.経皮的腎痩を造設し,その腎痩造影では嚢胞性腫瘤より離れた上部腎杯に不整な陰影欠損がみられた.尿細胞では悪性細胞が認められた.左腎尿管全摘除術を施行した.組織学的所見では腎盂移行上皮癌と多房性腎嚢胞が別個にみられ,後者には悪性変化は認められなかった.

腎門部下方の下大静脈欠損症

著者: 工藤誠治 ,   古川利有 ,   鈴木唯司 ,   増森二良 ,   樽沢孝二 ,   淀野啓

ページ範囲:P.586 - P.588

 63歳,男性.主訴は肉眼的血尿.画像診断上,右腎上極の充実性腫瘍と右腎静脈から下大静脈にかけての腫瘍塞栓が認められ,また,腎門部より下方の下大静脈は造影されなかった.術中所見では.下大静脈は腎門部より下方が欠損し,腫瘍塞栓は右腎静脈から残存下大静脈,左腎静脈へも進展していた.また,左腎静脈は半奇静脈に合流しており,下肢から向かう発達した側副静脈がこの半奇静脈に合流していた.

小さな多房性嚢胞性腎腫

著者: 水関清 ,   近藤俊文 ,   栗原憲二 ,   馬淵建夫 ,   武田肇 ,   万波誠

ページ範囲:P.589 - P.592

 超音波スクリーニングにて発見された,最大径10mm大の多房性嚢胞性腎腫を経験した.腫瘤は右腎外側中央部にあり,超音波にて均一な高エコー像を,X線CTにて一部不均一な低吸収域を,MRIではT1強調にて低信号域,T2強調にて等信号域を示した.病理学的検索では,壁にhobnail状細胞(鋲釘様の形態をした細胞)を有する小嚢胞が集簇していたが,腎芽細胞腫様の構築を呈する部分は認めなかった.多房性嚢胞性腎腫の超音波像の成因について考察を加えるとともに,多房性嚢胞性腎腫という用語に対する定義の混乱についても触れた.

尿路疾患に合併した化膿性腰部脊椎炎の3例

著者: 北村康男 ,   渡辺学 ,   小松原秀一 ,   坂田安之輔 ,   小林宏人

ページ範囲:P.597 - P.600

 急性腎盂腎炎,膀胱全摘術・Kock回腸膀胱造設術後およびTUR-P後に合併した3例の化膿性腰部脊椎炎を経験した.いずれも高熱と腰痛を認め,保存的に治療したが,腰痛は半年以上継続し非常に難治性であった.骨盤腔・後腹膜腔の炎症の後に激烈な腰痛が継続するときにはこのような腰椎の化膿性炎症を考慮にいれておくことが必要と思われた.

膀胱後部線維腫の1例

著者: 小田昌良 ,   客野宮治 ,   中村隆幸 ,   岡田正直 ,   宇佐美道之

ページ範囲:P.601 - P.603

 44歳,男性.排尿困難および排便異常を主訴として受診.画像診断等にて,膀胱後部腫瘍の診断を得たため,腫瘍摘出術を行った.病理組織学的には線維腫であった.術後29ヵ月後の現在も再発の徴候を認めていない.自験例は,膀胱後部線維腫としては本邦報告の第7例目と考えられた.

女性傍尿道平滑筋腫の1例

著者: 真下正道 ,   関原哲夫 ,   猿木和久 ,   本間学

ページ範囲:P.604 - P.605

 35歳,女性.主訴は外陰部出血.尿道右側壁より腟前庭部に突出した腫瘤が認められ,尿道腫瘍の診断にて腫瘍摘出術を施行した.摘出腫瘍の病理組織学的診断は平滑筋腫だった,自験例は本邦94例目にあたる.

外傷性精巣転位症の1例

著者: 水沢弘哉 ,   竹崎徹 ,   市川碩夫

ページ範囲:P.606 - P.607

 17歳,男性.オートバイ事故後1か月に生じた左精巣転位症に対し精巣固定術を施行した.外鼠径輪近くに存在する表在性転位であった.最近の外傷性精巣転位症は交通事故,とりわけオートバイ事故によるものが多い.

Fournier壊疽の1例

著者: 齋藤源顕 ,   渡辺健志 ,   松岡等 ,   嶋本司 ,   宮川征男

ページ範囲:P.608 - P.610

 71歳,男性.脳梗塞にて脳神経内科に入院,尿道カテーテル留置中であった.陰茎,陰嚢の腫脹を主訴に来院.強力な抗生物質の投与にもかかわらず,炎症が陰嚢内容,前立腺,鼠径部リンパ節まで及んだ.陰嚢内容,陰茎,壊疽部の切除,創傷清掃,排膿,膀胱痩の造設にて良好な経過をえた.長期排尿管理で膀胱痩の重要さを認識させられた症例であった.

男性会陰部侵襲性血管粘液腫

著者: 頼母木洋 ,   増田毅 ,   山本泰秀 ,   岸本宏志

ページ範囲:P.611 - P.614

 39歳,男性.右会陰部に小児頭大の腫瘤を主訴に受診.腫瘍摘出術を行い,組織学的に侵襲性血管粘液腫と診断した.本症は1983年Steeperらにより提唱された血管新生,局所浸潤,再発性を特徴とする極めて稀な良性の粘液腫腫瘍であり,報告例は世界で30数例,本邦では女性4例の報告があるが,男性例は初めてである.

小さな工夫

膀胱尿道吻合糸の整理法

著者: 小野寺恭忠 ,   松本恵一

ページ範囲:P.616 - P.616

 前立腺全摘術や膀胱全摘後の尿路再建術時の膀胱尿道吻合において,縫合糸がからんだり,ねじれると,手術時間が延びたり,術後の尿漏れを起こすトラブルにあうことがある.そこで私どもの病院では吻合糸の整理法として図1のようなものを考案使用し,吻合時のトラブルを解消している.
 尿道膀胱の端々吻合では,針の刺入は尿道側より外・内,膀胱側の内・外とかけ必ず結紮部は常に外側にできるようにする必要がある.私どもは原則として6時,8時,10時,12時,2時,4時の位置に6針かける.まず3-0バイクリルを6時の位置にかけるが,この時この器具を用いて尿道側の穴に糸を通し針を尿道の外側・内側,膀胱の内側・外側と刺入後,膀胱側の穴に通し鉗子で把持しておく(図2).同様の方法で8時,10時,12時,2時,4時の順にかけるが,バルーンカテーテルや尿管カテーテルはあらかじめ挿入しておき,バルーンを膨らませ軽く牽引しながら器具より1本ずつ糸をはずし,6時より針の刺入の順に糸を結ぶと縫合糸がからんだりねじれることがなく縫合することができる.

画像診断

非機能性副腎皮質癌の1例

著者: 長野正史 ,   山口孝則 ,   西昇平 ,   北田真一郎 ,   長田幸夫

ページ範囲:P.617 - P.620

 患者 76歳,男性.
 主訴 全身倦怠感.
 既往歴 5年前前立腺肥大症にてTUR-P.
 家族歴 特記すべきことなし.
 現病歴 1991年3月頃より,全身倦怠感,発熱が出現し,近医にて肺炎を疑われ入院.超音波検査にて偶然に左上腹部に径9cm大の腫瘤を認め,精査目的にて当科入院した.
 入院時所見 肥満,高血圧は認めず,理学的所見に異常なし.内分泌学的には甲状腺,副腎皮質系ホルモンに異常なく,ACTH,コルチゾールの日内変動は正常で,尿中17KS,170HCSも正常.さらにデキサメサゾン1g抑制試験にて反応を示した.末梢レベルでのカテコラミンも正常であったが,静脈サンプリングでは左腎静脈にてカテコラミン,コルチゾール,アルドステロンの異常高値を示した.
 以上の諸検査にて,左副腎腫瘍と診断し,経腰的左副腎摘出術を施行した.

日本泌尿器科臨床史・16

高野長英と泌尿器科学—その3—『結石ヰーグド論』をめぐって

著者: 友吉唯夫

ページ範囲:P.622 - P.623

 高野長英が泌尿器科学に寄せた関心の深さは,前2回の拙稿でもおわかりいただいたことと思うが,なかでも石淋(尿石症)は長英が最もよく研究していた疾患である.その勉強の成果が,今回紹介する『結石ヰーグド論』である.
 長英は1830年,27歳のときに江戸で医業を開業し,何人かの弟子を教育するとともに,『医原枢要』をはじめとして多くの蘭書を訳述した.その充実した開塾時代の著作の一つとしての『結石ヰーグド論』が,のちの下獄のさいに官による没収を免れて,陸前の国渡ノ波出身の門人遠藤医師の保存するところとなった.長英真筆の20ページの小冊子であるが,図のように文中自由に加筆修正がなされていて,欄外の書き入れも随所にあり,その筆跡はかなり読みにくく,判読しがたい字句も少なくない.

病院めぐり

県立がんセンター新潟病院泌尿器科

著者: 小松原秀一

ページ範囲:P.624 - P.624

 新潟市は日本海に面して,信濃川,阿賀野川の2長江の河口に位置し,古くからの港町として栄え,明治元年には横浜,長崎などとともに5港のひとつとして世界に開かれました.新潟県の県庁所在地として,市政100年を経た今,人口は48万人を数え,上越新幹線,高速道路網および空路の整備された日本海側最大の都市であります.雪国とはいえ新潟市の積雪は少なく,住環境としても申し分ありません.県境に連なる山波に豊かな川の流れと広大な田園風景,時に荒々しく時には静かに夕日を沈める日本海は,安らぎに満ちた暮しと豊かな人情を育み,おいしい米に酒,新鮮な魚というこのうえない恵みを与えてくれます.
 さて,当院は1961(昭和36)年に全国に先駆けて地方がんセンターとして発足し,癌の診療と研究に重点をおいた総合病院として運営されています.病床数は450床,外来患者数は1日当たり平均1,161人(1990年)を数え,常勤医は66名で厚生省の臨床研修病院に指定されています.当院の情報調査部は入院診療録の管理とともに,院内癌登録を行っており,開院以来の登録患者は22,871人(1990年)で,予後の捕捉が100%と特筆すべき努力が払われ,癌に関する臨床研究に貢献しています.なお,1991年度より,新潟県癌登録が開始され,当院に事務局がおかれました.

県立広島病院泌尿器科

著者: 福重満

ページ範囲:P.625 - P.625

 本院は1877(明治10)年公立広島病院として公立学校内(広島市水主町)に創設され,以来本県における公的医療機関として極めて重要な役割をはたしてきたが,1945(昭和20)年8月の被爆により壊滅してしまいました.その後1948年4月,日本医療団広島県中央病院の移管をうけ県立広島病院として現在地(広島市南区宇品神田一丁目)に開設され,今日に及んでいます.地理的に広島市の南部に位置し,海の玄関,宇品港に近く瀬戸内海の島からも患者が多く来ます.今日まで再三の増改築がなされ,現在630床の病院になりました.
 1948年4月開設当時から皮膚泌尿器科があり,初代は頼武夫部長,次いで1961(昭和36)年4月より有本忠典部長となりました.1968(昭和43)年4月から広島大学より溝口勝先生が赴任し,主として泌尿器科の患者を担当しました.この頃より慢性腎不全患者に対する血液透析,腹膜灌流が日本でも確立しはじめ,小規模ながら当院でも行われていました.

交見室

停留精巣に対する手術時期に関する一私見,他

著者: 谷風三郎

ページ範囲:P.628 - P.630

 停留精巣に対して何歳で手術をするかには種々異論のあるところである,しかし,私のまわりで質問してみるとほとんどの先生方は2〜3歳を目安としておられるようである.これは恐らくずっと以前に発表された停留精巣の組織学的検討ですでに2歳頃から変性がはじまるという論文が根拠となっていると考えられる.しかし,読者の先生方もご存じのように,最近では2歳で手術された症例でも精巣の発育は不良であることが多いという発表や,出生後早期から停留精巣では精細胞の分化の遅延が始まっているとの報告もあり,さらに手術年齢が低下してきていることと推察される.現に一昨年の米国小児科学会の小児泌尿器科のセクションで,停留精巣は1歳未満に手術をしようという公けの取り決めが小児泌尿器科医の間で行われていたことでも明らかである.
 ここで,1歳までに手術をすれば将来精子形成能が確保されるか否かという問題は別にして(これは20年以上先になれば答えが出ると思われる),現在までなぜ1歳未満に手術をしなかったかという疑問について考えてみた.まず,1歳までは自然に降下する可能性があると教えられてきた現実がある.しかし,われわれは毎年多数例の停留精巣の患者を診察,治療しているが,実際に1歳前から経過をみていた患者で1歳までに自然降下が生じた症例には遭遇したことがない.次におしめが創部の治癒を障害するという指摘がある.

基本情報

臨床泌尿器科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1332

印刷版ISSN 0385-2393

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