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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科46巻7号

1992年07月発行

症例

男性会陰部侵襲性血管粘液腫

著者: 頼母木洋1 増田毅2 山本泰秀2 岸本宏志2

所属機関: 1川崎市立川崎病院泌尿器科 2川崎市立川崎病院病理

ページ範囲:P.611 - P.614

文献概要

 39歳,男性.右会陰部に小児頭大の腫瘤を主訴に受診.腫瘍摘出術を行い,組織学的に侵襲性血管粘液腫と診断した.本症は1983年Steeperらにより提唱された血管新生,局所浸潤,再発性を特徴とする極めて稀な良性の粘液腫腫瘍であり,報告例は世界で30数例,本邦では女性4例の報告があるが,男性例は初めてである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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