icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科46巻8号

1992年08月発行

症例

巨大陳旧性陰嚢血瘤の1例

著者: 一ノ瀬義雄1 黒川公平1 高橋溥朋1 小島勝2 鈴木慶二3 山中英寿4

所属機関: 1足利赤十字病院泌尿器科 2足利赤十字病院病理 3群馬大学医療技術短期大学 4群馬大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.704 - P.706

文献概要

 69歳,男性.疼痛を伴った小児頭大の左陰嚢内容腫大を主訴に来院した.感染を伴った左精巣腫瘍の診断にて,高位にて左精巣摘出術を施行した.腫瘤は880gで,古い凝血塊が充満しており,肉眼的に精巣を認めなかった.7年前に打撲の既往を有し,緩徐な経過をたどり発症した巨大陳旧性陰嚢血瘤と考えられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら