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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科47巻1号

1993年01月発行

文献概要

症例

尿道拡張術後に発症したFournier壊疽

著者: 竹山政美1 本城充1 大西規夫1 石川泰章1 坂口洋1 久米昭廣2

所属機関: 1市立堺病院泌尿器科 2市立堺病院皮膚科

ページ範囲:P.59 - P.61

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 82歳の男性。前立腺癌にて内分泌療法の加療中,尿道狭窄を来たしたため金属ブジーによる尿道拡張術を施行した。術後7日目に悪臭を伴う陰嚢および会陰部皮膚の壊死と周辺部の皮膚の握雪感を認めたため,Fournier壊疽の診断のもとに入院,ただちに切開排膿と壊死組織の切除を施行した。連日のデブリドマンと創部洗浄および全身的抗生剤投与にて,救命し得た。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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