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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科47巻11号

1993年10月発行

文献概要

原著

体外衝撃波砕石術後の運動療法による排石促進効果

著者: 柳沢良三1 佐藤俊和1 上條利幸1 岸洋一1

所属機関: 1東京都立豊島病院泌尿器科

ページ範囲:P.837 - P.841

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 体外衝撃波砕石術後の破砕片が4mm以下となった腎結石患者50名について運動療法による排石促進効果を検討した。運動療法はジャンプ10回,ウォーカーによるジョギング.バイブレーター,ベルトマッサージ各3分を1クールとし,治療直後から退院まで1日3クール施行した。結石部位やサイズなどで推計学的に差のないコントロール群50名と比較したところ,治療3日目の排石率は有意に増加したが,3か月目の完全排石率では有意差は認めなかった。本運動療法は治療早期の排石量の増加には有効だったが,完全排石率の改善は得られず,さらに検討を要すると思われた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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