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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科47巻11号

1993年10月発行

文献概要

症例

精巣,精巣上体転移をきたした前立腺癌

著者: 三國恒靖1 松本一仁2 成田知3 川口俊明3

所属機関: 1国立弘前病院泌尿器科 2国立弘前病院研究検査科病理 3弘前大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.864 - P.867

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 65歳,男性。約3年前より前立腺癌の診断でエストロゲン療法を受けていたが,精巣頭部に硬結が触れ,次第に陰嚢全体が腫脹してきたため入院。病理組織診断は転移性精巣腫瘍だった。転移性精巣腫瘍は稀で,その原発巣は前立腺癌がもっとも多い。前立腺癌を原発とする精巣と精巣上体への同時転移はこれまでに本邦で3例の報告がみられる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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