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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科47巻11号

1993年10月発行

症例

シェーンライン・ヘノッホ紫斑病に合併した陰嚢腫大

著者: 中村晃二1 高木紀人1 西谷真明1 松下和弘1 桑原守正1 藤﨑伸太1

所属機関: 1藤崎病院泌尿器科

ページ範囲:P.877 - P.879

文献概要

 症例は3歳,男児。腹痛を主訴に近医受診し,感冒と診断され治療を受けていたが,第5病日目に母親が左陰嚢腫大に気づき当院を受診。左陰嚢は発赤腫大しており,触診上左精巣から精索へかけての圧痛が認められ,臀部から下肢にかけて紫斑が認められた。精索捻転が疑われたが,各種検査でそれを支持するものは得られず,シェーンライン・ヘノッホ紫斑病に合併した陰嚢腫大と判断し,保存的治療にて寛解した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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