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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科47巻12号

1993年11月発行

文献概要

手術手技 泌尿器科医に役立つ他科領域の手術・11

局所皮弁の実際

著者: 光嶋勲1

所属機関: 1川崎医科大学形成外科

ページ範囲:P.910 - P.916

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 局所皮弁としては,Z形成術,W形成術,Lim-berg flap, Rhomboid-to-W plasty, bilobed flapなどがある。線状の瘢痕拘縮に対しては,Z形成術とかW形成術が用いられ,植皮術の適応とならない血行に乏しく深い小皮膚欠損創に対しては,Limberg flap, R-to-W plasty, bilobed flapなどの局所皮弁がなされる。陰部の広範組織欠損に対しては,島状鼠径皮弁,腹壁皮弁,前外(内)側大腿皮弁,臀筋穿通動脈皮弁などの優位な軸動静脈を有する島状(筋膜)皮弁が最近多用されており,個々の欠損創の状態,症例などにより各種の皮弁を選択することができる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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