icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科47巻2号

1993年02月発行

症例

陰茎に発生した角化棘細胞腫

著者: 三國恒靖1 祖父尼哲2 松本一仁3

所属機関: 1国立弘前病院泌尿器科 2国立弘前病院皮膚科 3国立弘前病院研究検査科病理

ページ範囲:P.154 - P.156

文献概要

 58歳,男性。1年前,陰茎冠状溝近傍に痒みを伴った降起が出現した。隆起は次第に増大してきたので近医で治療を受けたが治癒しないため当科へ紹介された。冠状溝近傍の包皮に中央が陥凹した硬い結節がみられ,生検結果は角化棘細胞腫であった。角化棘細胞腫の陰茎発生例はまれで,自験例は本邦報告の第3例目と考えられた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら