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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科47巻2号

1993年02月発行

症例

再発直腸癌に対する放射線治療後のFournier壊疽

著者: 大橋英行1 奥野哲男1 水尾敏之1

所属機関: 1東京労災病院泌尿器科

ページ範囲:P.157 - P.159

文献概要

 69歳,男性。糖尿病があり,直腸癌の術後局所再発にて放射線照射後。熱発と共に外陰部に発赤・腫脹を生じ,皮膚の潰瘍・壊死へと悪化した。手術的に壊死組織を除去したのち開放創とした。全身状態の管理,抗生物質投与および創洗浄により創は次第に収縮,4か月後に二分陰嚢の形で創閉鎖した。発症から治癒までの全経過の観察と治療を行ったFournier壊疽の症例であった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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