icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科47巻3号

1993年03月発行

文献概要

講座 臨床医のための免疫学・9

癌の免疫学的診断と治療

著者: 松川吉博1 澤田滋正2

所属機関: 1日本大学医学部第一内科 2日本大学付属練馬光が丘病院内科

ページ範囲:P.203 - P.208

文献購入ページに移動
 癌細胞の特徴と,癌に対する免疫監視を中心に免疫学的癌診断と治療を述べる。癌の診断にはモノクローナル抗体が有用であり,質的診断のみならず局在診断にも有用である。モノクローナル抗体以外には遺伝子工学・分子生物学的手法が一層進むものと思われる。癌治療には,BRMとモノクローナル抗体を併用する養子免疫療法が中心となるものと思われる。癌遺伝子を調節することにより癌の治療・予防が可能となり,遺伝子工学の応用が近い将来に実用化されると考えられる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら