icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科47巻3号

1993年03月発行

文献概要

症例

副鼻腔転移で発見された腎細胞癌

著者: 今田世紀1 河合弘二1 内田克紀1 大谷幹伸1 赤座英之1 小磯謙吉1

所属機関: 1筑波大学付属病院泌尿器科

ページ範囲:P.229 - P.231

文献購入ページに移動
 60歳の女性に見られた腎細胞癌の副鼻腔への転移症例を報告した。鼻・副鼻腔領域の転移性腫瘍は非常に稀であるが,内訳として腎細胞癌が最も多く,鼻出血の主訴を特徴とする。また,自験例は本邦12例目と考えられ,過去11例中5例は転移巣が先に指摘されている。したがって鼻・副鼻腔領域の転移性腫瘍に対する今後の治療のうえで、腎が原発であることを念頭に置かなければならない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら