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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科47巻5号

1993年04月発行

講座 臨床医のための免疫学・10

AIDS最近の問題点

著者: 櫻田正仁1 澤田滋正2

所属機関: 1日本大学医学部第一内科 2日本大学付属練馬光が丘病院内科

ページ範囲:P.293 - P.298

文献概要

 1981年,第1例目のAIDSの報告がされてから,11年が経過した。この間,原因ウイルスが発見・同定され,数種の治療薬開発により患者余命がわずかに延長されたものの,今なお有効な治療および発症予防の方法はみつかっていない。近年になり,アジア周辺諸国でのAIDS患者の増加,通常の検査上検出不能なsilent AIDS,AZT耐性HIVの出現などさまざまな問題が生じてきている。本小論文では,AIDSの病型.病期分類,病態生理を含め,これら諸問題点について述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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