icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科47巻8号

1993年07月発行

講座 臨床医のための免疫学・13

アポトーシス(プログラム細胞死)

著者: 康浩一1 澤田滋正2

所属機関: 1日本大学医学部第一内科 2日本大学付属練馬光が丘病院内科

ページ範囲:P.553 - P.557

文献概要

 生体が正常に維持されるためには,生体を構成している細胞,特に免疫系がうまく調整されていなければならない。アポトーシス(apoptosis)は,プログラム細胞死ともよばれ,積極的に制御されている細胞死であり,発生,分化を含めた生体の維持に重要な細胞死である。アポトーシスは,免疫寛容,グルココルチコイドによる胸腺萎縮,放射線によるリンパ球障害などでみられ,さらに最近,自己免疫疾患の発症,発癌への関与も提唱されている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら