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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科48巻1号

1994年01月発行

症例

腹腔鏡下腎嚢胞切除術の1例

著者: 篠島弘和1 榊原尚行1 間宮政喜1 佐々木芳浩1 藤田信司1

所属機関: 1市立釧路総合病院泌尿器科

ページ範囲:P.53 - P.55

文献概要

 腹腔鏡下切除術を施行した傍腎盂嚢胞の1例を報告する。症例は59歳男性で,健診にて指摘された尿潜血精査のため受診した。画像診断にて右傍腎盂嚢胞が認められたが,自覚症状がないため経過観察されていた。嚢胞の増大,疼痛の出現のため,腹腔鏡下腎嚢胞切除術を行った。手術時間は2時間19分,術中の出血はほとんどなく,術後の疼痛も軽度だった。今後も症例をしぼって試みられてよい術式と考えられた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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