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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科48巻10号

1994年09月発行

症例

精母細胞性セミノーマの1例

著者: 秋山昭人1 高嶋力彌1 大久保雄平1 土屋哲1 草間博2

所属機関: 1東京医科大学霞ヶ浦病院泌尿器科 2東京医科大学霞ヶ浦病院病理学

ページ範囲:P.771 - P.775

文献概要

 54歳,自動車修理工。右精巣無痛性腫大を主訴に紹介。精巣腫瘍の診断で右高位精巣摘出術を施行。病理診断は精母細胞性セミノーマであった。術後放射線照射を追加して経過観察中。組織像のほかにもperiodic acid-Schiff(PAS)染色,placental-like alkaline phos-phatase(PLAP)免疫染色などの所見が他のセミノーマとの鑑別に有用と思われた。検索の結果本邦18例目であった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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