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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科48巻10号

1994年09月発行

症例

難治性の下痢症状を呈したコックポウチ—回腸瘻

著者: 鈴木和浩1 中里晴樹1 斉藤佳隆1 黒川公平1 鈴木孝憲1 山中英寿1

所属機関: 1群馬大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.779 - P.781

文献概要

 53歳,女性。浸潤性膀胱腫瘍にて膀胱全摘,コックポウチ造設。直後より腎盂腎炎を繰り返し,2年後より難治性の下痢が出現した。カテーテル留置による下痢の消失と骨シンチグラムによる腸管を示唆するアイソトープの集積よりコックポウチ—腸管瘻を疑い精査を施行。ポウチ前壁と回腸の瘻孔が判明し,開腹により修復を行った。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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