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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科48巻10号

1994年09月発行

小さな工夫

膀胱内凝血塊・フィブリン塊除去法

著者: 西山賢龍1 原田直毅1

所属機関: 1鹿児島大学医学部附属病院泌尿器科

ページ範囲:P.795 - P.795

文献概要

 膀胱出血あるいは乳糜尿症患者などにおいては時に,膀胱内凝血塊やフィブリン塊の除去に大変苦労することがある。
 いままでわれわれは,22〜24Frの三孔先穴カテーテルの側孔を拡大したものを使用して洗浄排出していた。しかし,かなりの時間と労力を必要とすることも多く,また,すべて排出できたかどうかは改めて内視鏡を挿入して確認するか,あるいは洗浄時の感触で判断していた。エリック氏の吸引器も時に使用されるが,準備が少々大がかりとなり外来レベルでは即応性にかける。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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