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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科48巻11号

1994年10月発行

手術手技 基本的な手術・6

尿管膀胱新吻合術

著者: 山口秋人1

所属機関: 1原三信病院泌尿器科

ページ範囲:P.821 - P.825

文献概要

 原発性VURに対する術式としてCohen法は膀胱内の操作のみで確実に安全に行える術式で私たちは繁用している。特に尿管がもともとの進入部を変えないためにこの部での屈曲による閉塞がおきにくく,操作しやすい術式である。そこで今回は尿管膀胱新吻合術のうちこのCohen法の術式について詳述した。また,術前後の管理についても簡潔に示した。手術を安全確実に行うには十分な視野を得ることと,局所解剖に基づいて尿管をていねいに剥離することが大切である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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