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手術手技 基本的な手術・6
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著者: 大石幸彦1 西村泰司2
所属機関: 1東京慈恵会医科大学泌尿器科 2日本医科大学付属病院泌尿器科
ページ範囲:P.826 - P.827
文献購入ページに移動逆流防止術として一般に用いられている方法は粘膜下トンネル法で,中でもPolitano-Leadbetter法が最も繁用されていると思われる。筆者も原発性VURに対し基本的にはPolitano-Leadbetter法で行い,Cohen法についての経験は少ない。Politano-Leadbetter法では膀胱内操作のみで行うかcombine法を行うかの選択は術中に決定しているが,三角部の状態によってはGlenn Anderson法に変更することもある。新hiatusより尿管を膀胱内に引き込み粘膜下トンネルを通したのち,尿管よりカテーテル挿入がスムーズでない時は尿管がより正常走行をとるように,また旧hiatus部から尿管を剥離する際,腹膜を確認することが困難で尿管が腹膜を貫通する恐れがある時,脆弱な尿管を切除後の尿管の長さが膀胱内操作で得られない時などには膀胱外の操作も加えている。
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