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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科48巻11号

1994年10月発行

原著

副腎インシデンタローマの手術適応

著者: 麦谷荘一1 牛山知己1 太田信隆1 大田原佳久1 鈴木和雄1 藤田公生1 田島惇2 河邉香月2 阿曽佳郎3

所属機関: 1浜松医科大学泌尿器科 2東京大学医学部泌尿器科 3藤枝市立志太総合病院

ページ範囲:P.847 - P.849

文献概要

 当科における副腎インシデンタローマ18例について検討した。その内訳は褐色細胞腫3例,内分泌活性皮質腺腫・過形成4例,内分泌非活性皮質腺腫・過形成6例,神経節神経腫2例,副腎嚢腫2例,骨髄脂肪腫1例であった。18例中12例に対して腹腔鏡を用いて摘出した。これら12例の術後回復状態は極めて良好であった。腹腔鏡下手術の出現により,今後副腎インシデンタローマの手術適応がさらに広がる可能性があるものと考えられた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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