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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科48巻12号

1994年11月発行

手術手技 基本的な手術・7

膀胱全摘除術

著者: 上田公介1

所属機関: 1名古屋市立大学医学部泌尿器科学教室

ページ範囲:P.913 - P.918

文献概要

 膀胱全摘除術はその後に行われる尿路変更術の前段階として重要である。特にSantorini静脈叢の処理は,最小限の出血にとどめるためにも,またconti-nent urinary reservoirを作成する際の尿道との吻合のためにも細心の注意を払い,行う必要がある。
 また骨盤腔リンパ節郭清を取り残しのないよう行うことや直腸を損傷しないよう,局所解剖を常に念頭にいれ,手術することが重要である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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