icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科48巻12号

1994年11月発行

症例

漢方製剤小柴胡湯による好酸球性膀胱炎

著者: 渡辺竜助1 姉崎衛1

所属機関: 1新潟県立新発田病院泌尿器科

ページ範囲:P.958 - P.960

文献概要

 C型慢性肝炎のため漢方製剤小柴胡湯を服用していた47歳の女性に,2年後排尿痛と頻尿が出現した。7か月間抗生剤の投与を受けたが治らず,当院を受診した。無菌性膿尿と膀胱粘膜のびまん性の発赤を認め,生検で好酸球性膀胱炎の診断を得た。小柴胡湯の内服中止により,4週後には尿所見と症状が共に完全に消失した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら